ブックタイトル観劇サポートガイド

概要

観劇サポートガイド

視覚障害編<劇場へ行く時の壁>視覚障害者の中にも、舞台観劇、音楽鑑賞が大好きな方がたくさんおられます。そんな人たちにとって、観劇・鑑賞に関してのバリアにはどんなことがあるのでしょうか。１）チラシ・公演情報を知る●チラシ・劇場、ホール、公共施設等の置きチラシは、当然「目」に入らず、視覚障害者には届かない。・公演、イベント等で配布されるチラシは、視覚障害者にとっては紙ごみの束にすぎず、そこから情報を得られる確率は極めて低い。●活字メディアでの情報・新聞、雑誌等の活字メディアも、自分では直接読むことができず、しかも点字や録音物になるまでに情報が古くなってしまう。●ネット等で情報が公開されても…・公演日程の情報が視覚障害者向け音声ブラウザソフトの読み上げに対応していないことがある。・中途失明等の理由でガイドヘルパー（手引き誘導等の方法で視覚障害者を外出先まで送り迎えする公的サービス）の手配をしなければならない人は、原則として前月の中ほどまでに手配しなければならないが、舞台の情報などはぎりぎりにならないと出てこないことが多い。-3-